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2022年11月7日月曜日

銀木犀の謎は深まるばかりです。

 秋真っ只中。

少し遅れて我が家の銀木犀の話を書きます。


植えたかった思い出

小さい頃、住宅街を歩くと何件かおきに金木犀の香りがしてそれを感じると夏が完全に終わったような柔らかい季節になったように感じていました。

わざと多く咲いている道を通ったりして...

小さかった昔のことなのでどうしてこんなに良い香りがするのか不思議で、

落ちた花でオレンジの絨毯みたいになっているのも良く眺めていました。

いつも通る普通の道が踏むのは可哀想と思うような綺麗な景色になっていました。


大きく育つので悩む

家を持ち小さな庭ができた時に絶対植える!と決めてました。

近所に2階建ての家よりも大きな金木犀の木があります。

一斉に花を付けている姿はとてもキレイです。

匂いも結構遠くまで届いています。


でも私が植えたいという話をすれば、結構反対されたんですよね。

金木犀と彼岸花は植えないほうがいいと...

いろいろ迷信があるのかな?と思ってましたが、

大きく育ってしまうと言う意味で教えてくれる方もいました。

3~6メートルとか2~10メートルとか...書いている植物図鑑によっても違うのですが...

それはちょっと大きすぎる...

ちょっとビビってやめようかと思いました。


金木犀ではなく銀木犀を植えました

諦めようかと思っていた頃、生協のカタログに銀木犀の苗を発見!

金じゃなく銀もあるの?と不思議でしたが、白い花が咲いて香りも金木犀より穏やかだと書いてありやはり家に植えてみたいと思って買いました。

小さな15センチほどの苗が届きました。

これほんとに大きくなるの?と思うよう苗でした。

背丈ほどになったら切り詰めよう!と思いながら毎年見ていました。


銀木犀は丈夫です

今は10年ほど経ちましたが、何もしなくても順調に育っています。

とっくに背丈は超えて2メートル弱になっています。

毎年というよりも、枝が私の思うより伸びる度に切っています。

後先考えずに結構ガンガン切っています。

枝もそっちではないよって方向に伸びそうな時は紐で少し方向を変えたりしながら...

冬に寒肥を思い出したように撒くことはありましたが、

基本何もしていません。

それでも毎年綺麗で良い香りの花をたくさん咲かせてくれます。

ある年はなぜか何回か花をつけたこともありました。

何回か花をつけるのでウスギモクセイだったの?と思ったりしますが、

まだ実をつけたことがないので違うと思います。

無精な庭でも充分に常緑を保ってくれる丈夫な木でした。


銀木犀の花

私は銀木犀は白い花が咲くと思っていました。

白いのは蕾と咲いた直後で花が開くと薄い黄色の花なんです。


蕾が開きかけの銀木犀の花


あれ?白い花だった?黄色だった?とちょっと混乱するんです。

これは銀木犀なんですよね?

ウスギモクセイと近所の方に言われてしまうのはこのせいなのでしょうか?

咲くと黄色い花の銀木犀の花


それでも買ったのは確かに銀木犀なんです。


落ちる花も薄い黄色の銀木犀の花

銀木犀の葉の形

銀木犀の葉をみるとギザギザがあるものとないものが混ざっています。

不思議に思っているのですが、そういうものらしいです。

写真に写っているのは顕著な感じでしょう?

丸い葉っぱ・シュッとスマートな葉っぱ・葉の先がギザギザになっている葉っぱが入り混じっています。

銀木犀の葉


1本の気にいろんなかたちの葉っぱがあるのでそれも面白いです。


終わりに

憧れていた香りの良い銀木犀ですが、
今は大きな木にしないように必死です。
このまま良い形を保って毎年楽しませてくれればと思っています。
何もしなくても丈夫なのか?それとも土地との相性がいいのか...
毎年キレイに咲いてくれています。

秋晴れの空に映える銀木犀












2017年5月19日金曜日

ハツユキカズラに花が咲きました

今朝、庭で水やりをしている時に何気なく見たらハツユキカズラに蕾?
よく見てみると花も咲いていました。

朝からビックリ。

このハツユキカズラは小さなポットに入った物を買って5年くらい経ちます。
今は支柱に50センチくらいの大きさにツルを巻いていますが、
花を見たのは初めてでした。

ハツユキカズラの花


5枚の花びらです。

ハツユキカズラの花

ハツユキカズラの葉は班が入ります
これって花が咲くんですね。

たくさん蕾があるのでこれから咲くと思うとワクワクします。

ハツユキと名前が付いてるのは新芽が出た時に葉が赤く白い斑が入ります。
綺麗な班が入ってほしいので夏は日陰に置いたり冬は良く陽があたるように動かしたり、肥料をあげながら剪定したりしますがいつもは何回も切りすぎていたのかもしれません。

新芽の出ている時はほんとうに可愛いです。

もう少し伸びてしまったので斑がわかりにくくなってます



花を咲かせるための剪定

かなり伸びて詰まってきたので花が終わったら剪定してみます。
ちょうど良く丸くなるように剪定していたのに、いつの間にか何だかわさわさですね。

ここまで大きくなっていますが、成長が遅いのでやっとここまで大きくなったという感じです。



花が咲いていろいろ調べてみたら、花後剪定して夏に花芽がつくのでそこからは切らないようにしないと花は咲かないようです。

何も考えずにこれまで切ってました_| ̄|○


挿し木で増える

今回は剪定した芽で挿し木で増やしてみます。
先から5センチくらいのところを切って植えれば案外つくようです。

ズボラさんの庭なので難しいことはできませんが、いろいろ試しながらやってみます。

これまで花が咲かなかったので新芽のことばかり考えていましたが、花のことも考えて育ててみようと思います。

ハツユキカズラの花言葉

葉っぱばかりの植物だと思っていたけど花が咲くのでやっぱりあるんですね。
花が咲くものには全てあるんでしょうね。
9月18日の誕生花で『心の灯・化粧・素敵になって』
花の雰囲気に合った花言葉でした。


2016年9月22日木曜日

今年は2回も紫陽花(墨田の花火)が咲きました!!

秋口になってアジサイの話?
変ですよね…
でも今年我が家のガクアジサイに異変?が起きました。
10年前に植えて毎年綺麗に花を咲かせ続けてくれている墨田の花火というアジサイです。

今年の梅雨の時期の墨田の花火

墨田の花火

今年も綺麗に咲いてくれました。
たくさん花をつけるんです。
他にもアナベルや隣の方からいただいた普通のアジサイもどちらもよく咲きました。
プリンセスシャーロットというアジサイは購入した年に咲いただけでもう7年ほど咲かずに
大きな葉だけつけて成長しているものもあります。
これはいつ咲いてくれるんでしょうね^^

他のアジサイと一緒に花が終わって7月の中旬にまず花が終わった枝をカットしました。
毎年そうしていますがとりあえず基本通り花芽を切らないように剪定。
そして秋の初めに庭の様子を見ながら怖々短く剪定しています。

墨田の花火に異変!

しかし、今年は夏の終わりごろにポツポツと墨田の花火が花を咲かせ始めたんです。
??????
一つ見つけてあれ?と思っているうちに梅雨の時期に花をつけてカットしてなくて
伸びたままになっていた枝から次々と・・・
大人の背の高さほどの枝を伸ばして不思議な光景になりました。
これは?どうしたの?

夏の終わりの墨田の花火


不思議過ぎていろいろ調べてみましたが、年に2回咲くといわれるアジサイもあるようですが
これは墨田の花火・・・
新種ではありません。
結構古くからある品種・・・
花持ちがよく条件がよければ秋の初めまで花を残すことはあるそうですが、
夏も終わりの時期に咲くなんて・・・

今年は我が家では冷房大好きなんですが、あまりつけませんでした。
ここ数年で一番過ごしやすい夏だったような気がします。
そして、雨も多かったです。
仮説ですが梅雨に近い状況になったのかもと思っています。

あまり手を加えず(ずぼらなだけですが)自然に育てているものばかりなので、
不順な季節にも反応したのだとしたらそれも自然なんでしょうね。

珍しいことではないのかもしれませんが、この庭を造ってから10年超えて初めての出来事でした。

墨田の花火を調べていたら元々は1軒のお宅に咲いていた花を増やしていったようです。
新しい改良種ではなく戦前からあったようです。
小さな花の周りに八重の花が花火が飛ぶように咲いて綺麗な花です。

このように2回咲いてしまって来年はどうなるのかと心配ですが、思いのほか伸びてしまったので
一度小さく切り戻しをします。

終わりに


来年も綺麗に咲いてくれることを願ってます。
でも、本当にアジサイが2回咲いたことは覚えておこうと思いました。


2016年6月19日日曜日

ネジバナ(ねじり花)が今年も咲きました^^


3年程前からラッキークローバー(オキザリス)の鉢にネジバナが出てきます。
植えた物ではなく勝手に出てきたんです。
近所の知り合いの芝生のお庭にたくさん咲いていて可愛いのでいつも見せて頂いていました。
でも芝生の庭でもないし、育てるのは難しそうな野草なので、急に出てきた時は嬉しかったです。
その花も今年で3回目。
これもまた特に何もしなかったのですが今年も咲きました。
咲くと嬉しくて毎日ねじって花が付いていくのを観察しています。

3年咲くと来年も見たい!と思ってしまいます。
増やせるものなら増えて欲しいと思います。

この鉢のラッキークローバーはもう10年以上毎年キレイに四葉の葉を出し花も少し咲きます。
ここから移していいものかしら?

ネジバナ?ネジリバナ?


ラッキークローバーの間からネジバナが^^


ランの仲間なので花は小さくてもランのようです

【ネジバナ】基本情報

学名:Spiranthes sinensis var. amoena
和名:ネジバナ  その他の名前:モジズリ、ネジリバナ、ヨジリンボウ
科名 / 属名:ラン科 / ネジバナ属

ということなので名前はいろいろとあるようです。

ラン科の野草で多年草。
日本の各地で見られるそうです。
開花は6月~7月で螺旋を描いて咲きます。
この花の並び方を穂状花序といいます。 
螺旋の巻き方向は特に決まってはいないようです。
花後、タネを散らすと株は一時休眠して、その後、芽を出します。

年間を通して日なたで育て水やりは一日一回。
4月から5月に三要素等量の緩効性肥料を3~4号鉢で一つまみ、
10月にリン酸主体の緩効性肥料。

花後の休眠中か新しい芽が動き始めたころの7月から8月に植え替え。
植物の根が乾燥しないように作業は手早く、新しい土に毎年入れ替えます。
太い根を傷めないように注意します。

タネまきは7月から8月にタネが舞い散る前に果実が黄色くなったら花茎ごと
切って紙袋などに入れてると、翌日か翌々日にはタネがとれているので
すぐに親株の近くに蒔きます。
(他の方法は難しそうなので私には無理です^^)
多くは半年ぐらいで目に見えるような大きさに育ち、2~3年目には開花します。
すぐに開花しないのでうっかり抜いてしまわないかと心配です。

株分けは夏の終りごろに新芽を1~3本つけて株を分けます。
無理に分けずに、自然に分かれている部分で分けるそうです。
(そんな怖いことはできません...)


終わりに

ということなので花が終わったら種を取ってみようと思います。
何もせずに3年目の花なので大事に育てたいと思います。
(基本的にお庭は花殻は摘むけど自然に任せています)
近所で咲いているお庭を持つ方は勝手には生えてくるけど、
育てられない花だと言っていました。
今回学んだので一度挑戦してみます。

このネジバナはクルクルとなって花が咲く姿がとても可愛いけど、
小さい頃は見たことがなかったです。
見ていたら簡単に引っこ抜いてしまったでしょうね。
この鉢はなぜかいろいろな物が勝手に出てくる鉢です。
ガウラも咲いています。

ごちゃまぜがまた私には可愛いです。





2016年6月12日日曜日

ガザニアが2年目の花をつけました。

去年小さな株のガザニアを買って結構大きく育ち花をたくさんつけてくれて
嬉しかったんです。
そして花が終わって冬になって葉っぱだけになったので、
うちの庭の裏側に来年も咲くかもしれない物を集めて肥料をあげて越冬させている
場所に移して・・・
枯れた葉を取りお水をあげて大切に育てました。
咲くかな?ドキドキ^^
この次の年への楽しみがある花は育てていて楽しいです。

咲きました!


春になった時にまた日当たりのいいメインの庭で様子を見ていたら!
咲きました。

オレンジはまだ花が少ないけど、蕾があるのでこれからドンドン咲きそうです。


オレンジのガザニア

黄色は急に沢山の蕾をつけたかと思うとドンドン咲きました。

黄色のガザニア



ガザニアについて

【ガザニア】別名:クンショウギク(勲章菊)
科・属名:キク科・ガザニア属/原産地:南アフリカ原産/学名:Gazania

ガザニアは、南アフリカ原産の草花で日本へは大正時代の終わり頃に伝えられたそうです。
15~40cmほどに成長します。
濃い緑色でヘラ状の葉をつけ、茎の先に直径5~10cmの花が咲きます。
たくさんの園芸品種があり、カラーバリエーションが豊富なうえ、一重や八重咲きなど咲き方も様々あります。
原産地では耐暑性、耐寒性のある多年草として栽培されますが、
日本では一年草が多かったのですが品種改良が進んで寒さに耐えるようになりました。
冬は霜に当てないように注意が必要
(何もせずにほっておいたけれど咲きました^^)

春と秋に良く花を咲かせ夏は暑さのために少し花が減ります。
花は日に当たるときだけ咲き、天気の悪い日や夜には閉じます。

◯水やり
ガザニアは乾燥には強く、多湿には弱いので、水の与えすぎに注意が必要です。
表面が乾いてからたっぷりと与えます。
鉢植えでは梅雨はの軒下などに置いた方がよいと思います。
庭では通常は与えなくてもかまいません。

◯植え替え・株分け
鉢植えでは2年に1回を目安に、春の3月中旬から4月中頃か秋の10月頃に行えます。
花壇でも数年するとよい花が咲かなくなるので、株分けを兼ねて植え直しします。
1株に芽が3~4個つくように、根元を手で裂いて分けていきます。
手でうまく分けられないときは、清潔なハサミやナイフを使ってください。

挿し木で簡単に増やすことができます。
長さ10cmぐらいの若い挿し穂を用意します。
下の方の葉を2、3枚ちぎって、あれば発根促進剤をつけて、そこが用土に埋まるように挿します。
しばらくは土を乾かさないよう明るい日陰で発根させ、根が回ったら定植します。

◯肥料
土作りのときにはゆっくり効く緩効性化成肥料を混ぜ込みます。
花が咲き始めたら10~15日に1回、液体肥料を与えます。
花が咲く時期は栄養をたくさん必要とするので、肥料を定期的に与えます。
冬は休眠期なので、肥料は必要ありません。



終わりに


花言葉が「あなたを誇りに思う」なんて素敵な言葉です。
今年は何もせずに声をかけていただけで咲いてくれたので、この秋は少し増やしてみるように
してみます。
楽しみが増えました。
こうやって一つずつ花のことを知って大切に育てた花に囲まれて過ごしたいです。
花殻を取ったり、枯れた葉を朝水やりの時に取る時間は気分がいいものです。



2016年5月22日日曜日

ハゴロモジャスミンが咲きました。

小さい庭ながらいろいろな花を植えて楽しんでいます。
大人になったら花の名前は何でもわかるようになると思っていたのに、
大人になっても知らない花ばかりです。
ここでちゃんと理解しようと思います。

勘違いからの出会い

もう5年くらい前に小さなジャスミンの苗を買って植えました。
ジャスミン・・・
買った時は小さな苗だったので木になると思ってたんです。
でもツル性の植物が育ちました。
???
これは『ハゴロモジャスミン』だったようです。


我が家のハゴロモジャスミン

冬に何回か雪が降ってその度に枯れちゃう?と思っていましたが、
春になるとちゃんとツルを伸ばして少しずつ成長して1メートルほどになりました。
今年も花を咲かせてくれてとても良い香りがします。

我が家のハゴロモジャスミン


育て方


中国南部原産でツル性低木(思っていた木ではないですが木のようです)。
平地や暖地では露地で越冬できるため、絡ませて育てることもあります。
常緑性でツルは1m~3mになる。開花期は3月~4月。花は白色で外側が淡いピンク。
つぼみの状態では淡いピンクで光沢があり可愛らしいです。
ハゴロモジャスミンは通称で学名はヤスミナム・ポリアンツム。
茎の先端から花茎を出して30~40輪の花をまとめて咲きます。
花は筒状で先端が5つ分かれて開き強い芳香を放ちます。


我が家のハゴロモジャスミンの花


日当たりが良い場所を好みますが夏は少し日陰で。
挿し木で増えるようなので増やしてみようと思います。
花が咲く頃は水を切らさない。堆肥は冬と花後9月頃。

そんなに難しくはなく育てられるので、
一旦枯れたように見えて諦めかけますが諦めないで育ててみます。

終わりに


結構丈夫です^^

花が咲くととても良い香りがします。
大きな植木鉢で支えをして這わせていますが、ズボラな私にも育てられる可愛い花です。

ジャスミン茶のジャスミンではなかったけれど、これはこれで枯らさないように育てます。


#ハゴロモジャスミン #ガーデニング #暮らし #花